活動内容

令和3年度

1.知的財産セミナー

1)「デジタル×知財」(オンライン形式 令和3年8月20日, 9月3日)

 講演では、AIやIoTを活用した新しいビジネスが次々に生まれ、「モノ」の時代から「コト」の時代に変わる過渡期において、知的財産権だけでなく、契約の重要性がますます高まっている新しい時代の知財・法務戦略を解説しました。

2)「新しい知的財産権の活用方法~経営戦略に生きる実践的な知財活動~」(徳島県徳島市 令和3年10月22日)

 「徳島ビジネスチャレンジメッセ」という大きなイベントの一環として、知的財産セミナーを開催しました。
 企業や大学関係の参加者が多く、講演後に質問に来られた参加者も多数いたことから、関心をもってもらえたと思います。

3)「これならわかる著作権入門!!」(オンライン形式 令和3年11月16日)

 講演では、著作権って何?インターネット・SNSに何でも投稿していいの?新聞や雑誌など、自由にコピーしてもいいの?他人の著作権を侵害したらどうなるの?などについて事例を交えて分かりやすく解説しました。

4)「地域産品の売上アップを目指そう!~知財を活かしたブランド戦略のすすめ!~」(オンライン形式 令和3年11月25日)

 講演では、ブランドって何?ブランド戦略の目指すもの、ブランドづくりの方法と手順、ブランド化のツール、地域団体商標とは?など、事例を交えて分かりやすく解説しました。

5)「あなたの商品・製品を守る商標と意匠!~商標・意匠を上手に活用しましょう!~」(オンライン形式 令和3年12月13日)

 講演では、商標・意匠って何?あなたの商品名・ロゴマークやデザイン、真似されていませんか?一方、他社と同じだったら訴えられる危険性も・・?!大事な商品・製品名やデザインは、しっかり権利化して守りましょう!活用事例紹介などについて解説しました。

2.高松高等裁判所髙部眞規子長官によるご講演(令和3年5月15日)

 サンポートホール高松63会議室に高松高等裁判所の髙部眞規子長官(前知的財産高等裁判所長)をお招きし、「特許関係訴訟のノウハウ~代理人弁理士のために~」のテーマでご講演いただきました。なお、本セミナーは、四国会会員向け継続研修でもありました。
 ご講義は、特許権侵害訴訟や審決取消訴訟において、我々代理人弁理士が円滑に訴訟活動を展開するのに役立つ、非常に示唆に富んだ内容でした。前知的財産高等裁判所長としての知見を活かして、実例を交えてご説明いただきました。3時間のご講義でしたが、あっという間に過ぎてしまいました。

3.三者連携勉強会(令和4年1月28日)

 平成27年度に締結した連携協定の下、日本弁理士会四国会と四国4県中小企業診断士協会と日本政策金融公庫四国6支店とによる三者連携勉強会「中小企業の経営支援に活かす三者のネットワーク」を集合(高松市)とオンラインによるハイブリッド形式で開催しました。
 第1部では、三者からそれぞれ選出された講師に三者に共通するテーマを選定いただき、各自の拠点からオンラインでご講演いただきました。第2部では、聴衆にも参加いただくパネルディスカッション形式とし、質問に答える形でテーマを掘り下げました。