活動内容

令和2年度

1.知的財産セミナー

 新型コロナウイルス感染症の感染状況に鑑み、講演・セミナー等については、集合形式のみでの開催を中止しました。

1)「ホント~に怖いよ! 著作権!!」(オンライン形式 令和2年10月13日)

 「ホント~に怖いよ! 著作権!!」と題して、知的財産セミナー(著作権法)を開催しました。
 講演では、インターネット・SNS等の利用における著作権侵害の現状と注意点、また、それを防止するポイント及び著作権侵害等について事例を交えて分かりやすく解説しました。

2)「知らなかったでは済まされない!ネーミングの落とし穴」(オンライン&オフライン形式 令和2年11月26日)

 講演では、商標って何?費用はいくらかかるの?商品・製品に名前を付ける時の注意点は?ネーミングでのトラブルとリスクは?商品をブランド化するためには?など、事例を交えて分かりやすく解説しました。

3)「デジタル×知財」(オンライン形式 令和3年2月9日)

 講演では、特許を中心に知的財産の基礎を解説した上で、AI・IoT時代にふさわしい知財への知識を強化できるよう解説しました。

2.高松高等裁判所髙部眞規子長官表敬訪問

 高松高等裁判所に赴任された髙部眞規子長官を、四国会役員4名が表敬訪問しました。髙部長官の高松への赴任は90年4月以来2回目であり、今回の赴任では東山魁夷せとうち美術館などの美術館巡りを楽しみにされておられるとのことでした。用意したパンフレットなどに基づき瀬戸内の美術館について四国会役員から髙部長官にご説明申し上げるなど、和やかなムードでの表敬訪問となりました。

表敬訪問の模様

3.四国中央市と知財支援協定を締結(令和3年2月25日)

 日本弁理士会と四国中央市との間で、知財支援協定を締結しました。締結式は、新型コロナウイルス感染症の感染防止策として、四国中央市と東京の日本弁理士会本部とをネットワーク回線でつなぎリモートにて行いました。
 締結式当日は、四国中央市の篠原実市長と当会の清水善廣会長が協定書に調印しました。本協定の締結は、当会としては36番目となります(市町村との締結は9番目)。本協定は、知的財産の普及啓発、人材育成、相談及び地域産業振興のための知的財産の保護と活用などを両者が連携して推進することを目的とするものであります。中小企業による知的財産の活用推進を期待する四国中央市と知的財産の専門家集団である当会とが本協定を締結することで、さらなる地域の活性化と産業の振興を目指します。

知財支援協定締結式の模様