活動内容

平成29年度

1.知財広め隊セミナー

1)「弁理士・中小企業診断士・公庫による、事例で学ぶ!中小企業の知財戦略セミナー」(香川県高松市 平成29年10月14日)

 セミナーでは、経営者を講師に招いた講演会を実施し、実例に基づいて、講師から自社の知財活用事例および知財に対する考え方をご紹介いただきました。
 講演会後には、講師に加えて、中小企業診断士、日本政策金融公庫の担当者、弁理士をパネラーとするパネルディスカッションを開催しました。経営者の事例において三機関が果たした役割や今後の協力関係について活発なディスカッションが行われました。

講師による講演の模様

2)「ブランドってなぁに?~基礎からの商標権とブランディング戦略~」(高知県土佐郡土佐町 平成30年1月12日)

 セミナーでは、弁理士の講師によるブランディングに関する講演と、架空のパン屋のブランディング戦略についてワークショップを行いました。
 また、ブランドを守る手段としての商標登録の説明の後、実際の商標登録出願の流れについて説明を行いました。
 セミナー後の交流会では、会場を運営するNPO法人や、地元企業の参加者、中学生から多くの質問がありました。

講師による講演の模様

3)「商標にまつわるエトセトラ~商標の活用による成功例・失敗例~」(愛媛県西条市 平成30年2月13日)

 講演では、知的財産の中でも商標についての話題に特化して、商標って何?どうやって調べたらいいの?から始まり、助成金などの支援策や、商標の活用による成功例及びその秘訣、また失敗例も具体的が紹介されました。
 セミナー後の交流会は、西条産業情報支援センターで毎月行われている異業種交流会である「うちぬきサロン」に合流する形で実施しました。交流会では、5~6名の参加者から商標調査の依頼があり、別室で調査およびアドバイスを行いました。

講演会の模様

交流会の模様

4)「知財の力 ~事業戦略に知財は必要か?~」(徳島県徳島市 平成30年2月21日)

 講演では、事業戦略に知財が必要な理由を、知財全般(特許、意匠、商標、不正競争防止法、著作権等)の理論や事例を紹介しつつ、初心者でもわかるよう説明しました。具体的な事例を挙げて解説したため、初心者にも分かりやすい構成となっており、事業戦略に知財を活用する際のヒントになったと思われます。
 交流会では、徳島の事業者様や阿波銀行様との親睦を深めることができ、多くの方と知財に関連した話をすることができました。

講演会の模様

交流会の模様

2.三者連携セミナー(平成30年2月13日)

 日本弁理士会四国支部、中小企業診断士会、日本政策金融公庫の三者による連携を進めているなかで、相互理解を深めることおよび互いの有する情報を共有するためにセミナーを開催しました。
 各機関の業務および中小企業支援の在り方に関し、各機関の講師に講演をいただき、他機関の活動や自己の業務との関連性に関して情報を交換しました。
 ディスカッションでは活発に質疑が行われ、互いの業務に関する情報の共有ができ、相互理解を深めることができました。